かつて「あたごっち大作戦」と銘打って開催していました。あたご梨とあたご柿をカットフルーツにしてどんどん試食してもらっていました。
今回、さすがにそれはできないってことになりました。
コロナ禍の終息が見通せないウィズコロナのイベントというのがその理由のひとつ。今ひとつの理由は、実はこれが深刻なのですが、「あたご梨・あたご柿」の栽培が激減していることなのです。
もともと、ぶどう栽培の兼業作物として普及していた「あたご梨・あたご柿」生産です。ところが、昨今ぶどうの品種が増えて作型も多様化してきて、ぶどうの作業との労力競合が負担になってきました。加えて農家の高齢化も相まって、「あたご梨・あたご柿」の生産量維持が難しくなってきているのです。